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建材としての「天然石」の特徴とは?

建材としての「天然石」の特徴とは?

建築資材には様々な物がありますが、今の資材は木材などでも工場で処理している物が多いです。
そのため、天然の物はむしろ少なく、天然石はその代表格とも言える資材でしょう。

天然石とはどのようなものか

天然石とは、その名の通り山などから採掘する天然の石です。
ただ、石はそのままでは使うことは難しいため、切り出した後で様々な加工がされます。

と言うのも、建築資材として使うためには、ある程度の大きさにしなければなりません。

石が大きすぎたりすると、重すぎて扱い切れないですし、大きさにバラつきがあり過ぎると、

施工した際にデザイン的に良く無くなる場合があるからです。

 

次に、石のある物は磨きを掛けられます。石は磨くと独特の輝きを発する素材となり、高級感が増します。

この良い例が大理石です。磨かれた大理石は、店舗などの内装材として良く見かけますが、独特の色と輝きは、その空間そのものをゴージャスな雰囲気に変えます。

尚、この様に、長所の多い天然石においても、やはり弱点はあります。例えば、大きさや形に制限があるのが、代表的なウィークポイントです。
石は採掘した状態から切り出して、小さく使いやすい状態にしますが、逆に接着することは基本的には出来ません。

つまり、大きく使うことは出来ないのです。

例えば、1メートル四方程度の大きさの原石からは70センチの石材を切り出すことは可能です。

しかし、2メートルの材料は取れません。…この様に、大きさには制限が発生するのです。

 

人工石・人造石との違い

ところで、天然石と対比される石材に「人工石」、或いは「人造石」と呼ばれる素材があります。

これは天然石とは違い、人の手で造られた石です。
これには主にいくつかの種類があります。

 

1つ目は、天然石を一旦破砕して小さくし、その上でセメントなどを使って固めた物です。

特徴としてはセメントがベースとなっているため、任意の大きさが造りやすい点があります。

石を使った大きなテーブルなどを見ることがありますが、その様な薄くて大きな物に、人造の石は使われることが多いです。

 

また、特殊なセメントそのものを使ったタイプもあります。

今のセメントは昔の物とは違って、多くの製品があり、石材としても使えます。

ただし、あくまでもセメントベースの物なので、格調高い雰囲気とは呼びにくいです。

 

その他にも、プラスチックを主原料とした物もあります。

これらの特徴は、コストの安さです。

石は天然にしろ人工にしろ、それほど安い物ではありません。

しかし、プラスチックをベースとした石はコストが抑えられ、建築部品としても使いやすいです。

 

石材を建材として使いたい場合は?

ここまで記事を読んだ方の中には「建材としての石材に興味がある」と思っているかもしれません。

もしそうであれば、「建築石材ライブラリ」を使ってみてはどうでしょうか。

建築石材ライブラリは世界中の石材を取り扱う、建築用の石材紹介サイトです。

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